こんばんは、サリーだよ🙂
今日はタイに住んでいる日々の生活で、サリーや相方が実際に体験したできごとを紹介するね😁
「日本人は几帳面で真面目な人種だ」と言われても、実際にはみんながみんな几帳面ではないし、真面目ではないのと同じように今日紹介する内容も全てのタイ人にあてはまるわけではないから注意してね⚠
タイ人の前でゴキブリを殺したら…
これは相方が会社で実際に体験したことだよ。
ある日、相方が職場で仕事をしていたら足元にチョロチョロと動くものが…。
そう、ゴキブリ😱
しかもサイズ大。
普通の日本人の感覚だと、足元をサイズ大のゴキブリがいたら全く仕事に集中できないよね。サリーだったら発狂して誰かが退治するまで仕事には戻らないレベルで恐怖なんだけど…。
そのゴキブリが出た職場は靴のままの人もいれば、靴を脱いで裸足の人もいるし、スリッパの人もいるという割と自由なオフィスなんだけど、タイ人はみんな絶対にゴキブリに気が付いているのに、平然と仕事をしてるんだって。
その職場の中に日本人は相方だけなんだけど、やっぱり足元をチョロチョロ動いてたら日本人の感覚だと、たとえゴキブリが怖くなくても気になって、気になって仕方無いはず…。
でもね、誰も気にもしてないから最初は相方も普通に仕事してたんだって。でもやっぱり気になる。
そこで…。
相方はついに自分のそばに来た時に、スリッパを片手に持ってゴキブリを殺したらしい。
やるじゃん。
ホレた(笑)
俺って英雄じゃ…。
ところが、相方がその時に感じたのは周囲にいるタイ人の冷たい視線…。
…。
みんな声には出さないものの「あぁ～あ、日本人がゴキブリを殺しちゃった」って感じの空気でその場が凍ったらしい。
で、全く英雄にはならなかったワケなんだけど、その日帰ってからその話を聞いたサリーが調べてみると、タイ人の前で殺生しちゃダメらしい…。
その根底にはタイ人の多くが仏教徒というところにあるんだけど、仏教徒が必ず守らないといけない5つの決まりの1つに「非殺生」というものがある。人間の命だけが尊いというのは人間の勝手な考え方で、仏教では人は生まれ変わり、死に変わり、色々な生き物にも生まれ変わるから、その殺した虫は前世では自分の大切な人かもしれないというような感じだから、虫でも殺さないようだ。
（ただし、牛肉や豚肉を食べることについては「食肉になることが生まれた時点で決まっているからむやみやたらに殺しているわけではなくOK」ということらしい）
なので、ゴキブリを殺した相方は英雄どころか、タイ人にとっては極悪非道に映り、「あぁ～あ、この人地獄行き…」と思われたに違いない🧛♂️
地獄に関する考え方も違う
サリーを含む多くの人にとって、地獄っていうのは小さい頃に見た絵本の中に出てくる怖い世界で、小さい頃は恐怖だったけど、大人になってから「地獄が怖い」と思って生きている人は少ないんじゃないかと思う。
でもタイ人は違う。
タイ人にとって地獄という場所は大人になってもとてつもなく怖い場所で、その考えを小さい頃から植え付ける為にタイにはたくさんの地獄寺という寺が存在する。
この地獄寺については別の記事で詳しく書くつもりだけど、一例をあげると、入り口から恐怖の世界は始まり、
こんな感じで怖い怖い地獄の世界を現しているお寺がタイにはたくさん存在するのだ。
蚊でも殺生しない
これは、サリーも体験したことだけど、相方と2人で運転手さんの運転する車に乗っていたんだけど、運転手さんが待っている時に車のドアを開けっぱなしにしていたからか、車の中に蚊が何匹かまぎれこんでいた。
サリーはここぞとばかりに、手で蚊を殺していたんだけど、運転手さんは苦笑い…。
どうやらこれも、タイ人からすると殺して地獄に行くよりも、血を吸わせてあげることでタンブンできる（徳を積むことができる）という考えのようだ。
そうは言っても蚊に刺されたらかゆいしさ～、タイ人より日本人の方が蚊にさされやすい気がするから耐えられないんだけど…。
まとめ
そうは言ってもここはタイ。
サリー達はあくまでも住ませてもらっている立場なので、タイ人の文化や考え方は理解しておきたい。
もしタイで蚊やゴキブリを見つけた場合には、殺す前にふとこの話を思い出してもらうと良いかもしれない。その上で、「自分は地獄に行っても良いし、極悪非道に思われても良い」のであれば、その時は行動に移せば良いと思う。
でも、根底にあるタイ人の考え方はいつでも「殺すこと」より、「逃すこと」という考え方は忘れてはいけないと思うサリーだった。
なんか今日は写真が少なくてごめんね～。
ゴキブリや蚊の写真は誰も望んでないと思ってね(笑)
そうそう、もう1個心に秘めてるゴキブリネタがあるんだけど、これはサリーの精神的ショックがあまりにも大きかったので、またそのうち書くね(笑)
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