こんばんは、サリーだよ🙂
長かったオーストラリア旅行のブログも今日がいよいよ最終日だよ。
旅行後半は、ニオイやパンク、あわやガス欠とハプニング続出だったけど、そんな旅もいよいよ終わり。
尚、8日目は1日目同様、ほぼ飛行機での移動で何も書くことが無いので(笑)、オーストラリア旅行の各日のブログでは書ききれなかった雑記を書いて、終わるね~😉
オーストラリア旅行8日目。2019年4月21日(日)。
空港で時間潰し
深夜1:15頃にレンタカーを返却したサリー達。もともとこの日は空港に泊まるつもりでホテルを予約していなかった😑
・・・というのも乗る飛行機が6時出発だったからだ。6時出発ということは、その2時間前の4時には空港にいないといけない。
それではホテルに泊まっても、「すぐにチェックアウトしないといけないのでもったいない。睡眠は飛行機の中で取れば良い。」という考えだった。結果的にこの考えは大正解だった💯
前日のあわやガス欠事件により140Kmも余計にドライブをさせられたサリー達は空港にレンタカーを返却した後、チェックイン開始まであと2時間45分しかなかった。こんな3時間にも満たない時間の為にホテルに行っても、その後シャワーを浴びたり何やかんやして結局寝坊が怖くて寝れないまま終わったであろう。「良い判断したわ」と自我自賛のサリー(笑)
2時間45分を歯磨きしたり、スーツケースを整理整頓したり、空港のWi-Fiを使って作業したりして過ごしているうちに、あっという間に過ぎた。相方はサッカーファンなので、旅行中に見ていなかったJリーグのハイライトをDAZNで熱心に観ていた⚽
ところで、この空港、相変わらず寒いんですけど❄
行きもそうだったけど、やっぱり凍えるほど寒い❄❄❄
多分外にいる方が心地良い感じだが、外にはベンチなどは無いので、仕方無く我慢した😔
いくら資源大国だからって、電気エネルギーをもっと大事にして欲しいわ😫
Catalinaラウンジで過ごす
さて、寒さを我慢しながら4時頃まで空港で時間を潰したサリー達。
4時ちょっと前にJetstarのチェックインが始まった。まだチェックイン開始直後だからか全然人がいなくてあっという間に、
チェックイン➡保安検査➡出国
と完了した。
そこで、Catalinaラウンジに向かった。このラウンジ、事前調べでは「各フライト出発の2時間前に開館する」と書いてあり、普通のラウンジのように24時間とか、6:00~21:00とかそういう風にオープンする時間が決められているわけでは無いようだ。
サリー達が行くと、今まさにオープンしましたという感じで、ラウンジには誰もいないしラウンジに入る為に確認をする機械も起動中だった。
ラウンジの中はこんな感じ。
サリー達は昨日の夜、シャワーを浴びていないし、ガス欠事件のせいで夕飯すら食べていなかったので、順番にシャワーを浴びつつ栄養を取ることにした。
ここのシャワーは1個しか無く、受付で声をかけるとタオルを渡してくれると共に、シャワー室の鍵を開けてくれた🔑
レディの方が時間がかかるので、まずはサリーからシャワーを浴びた。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ共に備え付けのものがあったけど、けちけちサリーはシャンプーにはこだわりがあるので自分で持ってきたシャンプーを使ってシャワーを浴びた🚿
さてさて、ラウンジでもプチ事件発生(笑)
まぁね、パンクやガス欠っていえるほどでも無い本当にプチ事件ね😏(⬅余裕顔)
サリーがシャワーを浴びてタオルで体をふいていたら、突然電気が消えた。そう、ここのシャワーやトイレがある空間は一定時間が経過すると電気が消える仕様だった。でね、人が来ると人感センサーに反応してまた電気が付く仕様なの。
ここまでは、エコで良いんだよ😒
でもね🤬
この人感センサーがシャワー室のどこにも無くて、トイレの方にしか無いの。
サリーは暗闇で狭いシャワー室の横の着替えスペースの中を歩き周ったけど、電気が全く付かないの🔦でもね、こう思った。
「電気が付かないってことは、この空間には誰もいないってことだよね」
だから勇気を出してタオルで体を隠しつつ、シャワー室のドアを開けて外に出たら電気が付いたので、急いでドアを閉めたんだけど、その時に慌てて親指をドアに挟んじゃって血豆ができたよ😖
明らかな設計ミス🤔
痛かったけど、まぁ今までのキャンプ生活やその後のハプニングを思えば、温かいシャワーを浴びることができて幸せだった😊でもドライヤーは無かった気がする(普通の生活に戻るとやっぱり色々な欲が出てくるね😒)
その血豆は最初指の根元の方にあったんだけど、今ではここまで移動してきっともうすぐ無くなるはず🙂
そんなこんなでシャワーを浴びたサリーは、相方とシャワーを交代して(電気の腐れ仕様のことを伝えるも、相方はシャワーを浴びる時間が短くて電気は消えなかったらしい)、朝食タイム🍴
結局この旅では、旅行史上初めて1回も外食せずに終わったのだった。
ラウンジは朝食メニューだったけど、お腹空いてたから何を食べても美味しかったよ。
⬇チーズやフルーツ
⬇サラミやハム、ドライトマトなど
⬇スクランブルエッグ、焼きトマト、マッシュルーム
⬇ワッフル、ハッシュドポテト、ベーコン
タイに帰国
6時にダーウィン国際空港を出発する便は遅れることなく定刻に出発して、9:05に定刻通り、行きにも乗り継いだシンガポールのチャンギ国際空港に到着した。
次の便は10:45発。LCCだから30分前に搭乗口にいけば十分。荷物もスルーでタイまで行くので人だけ移動すれば良い✌
ということで、シンガポールでも保安検査などを終え1時間弱あったので、昼ご飯代を浮かせる為(笑)にラウンジに行って過ごした。カレーうどんとの再会だった。⬆カレーうどん〜粉チーズがけ〜(サリーオリジナル)
そして、10:45に便は定刻通りチャンギ国際空港を出発して、12:10頃にスワンナプーム空港に到着して長かったオーストラリア旅行の旅は終了したのだった。
そして、この日にバンコクからシラチャに帰るバスチケット売り場でバスの料金が値上げしたことを知ったのだった。
・・・という訳で皆さん、この長~い旅ブログを最後まで読んでくれた人がもしいたら、本当にありがとうね😊
エピローグ
さて、これだけではあまりにもアッサリなので、旅ブログの中で書けなかったことを5〜6個書いてブログは終えるね。写真が無くて文章ばっかだけど、ごめんね😭
アボリジニについて
サリーはこのブログの中でアボリジニについてニオイについてしか触れていなかったので、もう少し深い所までふれてみようと思う。
アボリジニは悲しい歴史を持つ民族で200年程前にイギリス人がこの国にやってきた時は、裸で狩猟をして生活していた。肌の色が色黒だったのでイギリス人達はアボリジニを人間としては扱わず、動物のような扱いをした。撃ち殺されたり、白人が持ってきた免疫の無い病気で死んだりして、1880年頃からの50年ほどで人口が半分にまで減ったと言われている。
戦後しばらくするとアボリジニの文化を大事にしよう、尊重しようという動きが広まり、その一貫としてサリーがブログの中でも触れたエアーズロック(イギリス人の探検家が名付けた)の名称を改め、彼らが呼んでいた「ウルル」と呼ぶことにして、アボリジニの聖地として土地も返還されたのだ。サリーが旅の中で揉めた入場料の一部もアボリジニへの福祉として還元されている。
ただ、社会保障が進み過ぎて、アボリジニは働かなくなってしまった。これはアメリカのインディアンなどにも通じる悲しい歴史のあとの保障の結果だ。彼らは家を与えられたり、日本で言うところの生活保護のように働かなくても国からお金をもらって生活することができた。英語を喋れない人も多い。また、アボリジニの文化の1つに「秘密事項は紙に残さない」というものがあった。彼らは秘密のできごとは口伝えにしか伝えないので、読み書きの文化というのもあまり無かった。そして、調べた結果によると、アボリジニはいつもアルコールを飲んでいる、喧嘩っ早くて暴力を振るう、路上で寝ている、窃盗を起こす、大麻を吸う(アボリジニ専用の麻薬も存在するらしい)というのがオーストラリアでの暗黙の共通したイメージのようだ。これが正しいかどうかはサリーはオーストラリアに住んでいるわけではないし、アボリジニに何かされたわけでも無いので置いておくとして、それでもサリーがアリススプリングスで感じた治安の悪さは、上記にあるように大声で喧嘩をしていたり、歩いている人の目が(恐らく薬をやっているので)すわっていたり、物乞いをしていたりというようなそういう雰囲気から感じたのでは無いかなと思っている。
社会保障をしているのに何故窃盗をするのか疑問に思うかもしれないが、そのお金を薬やアルコールに使ってしまうから結局は絶えずお金が無いのだという。
アボリジニは就職の面でも優遇されているようで、市の職員とか公務員の職務には白人よりもなりやすいようだが、1度働くともう社会保障を受けられなくなってしまうという制度から死ぬまで働かない選択をする人も多いのが実情だ。
結局はイギリス人達がアボリジニを虐殺して迫害したのが原因ではあるが、何だかアボリジニも、アボリジニを支えて働いているオーストラリア人もどちらにも報われない気がしてしまうサリーだった。
レンタカーについて
さて、話は変わってレンタカーについて語るよ。サリーは今回、レンタカーをフルオプションの保険が付いている契約でレンタルしていた。しかし、いつもこうかと言うと、そんな訳でも無い。
例えば自分や同乗者が事故で死んだ際の補償などは自己責任だと思うことにして普段は保険に入らないことが多いし、車の破損や盗難なども滅多にあることでは無いので、最悪起こってしまった時は実費で払えるぐらいのお金は持っているので入らないことが多い。
但し、他人に迷惑をかけた時の保険はもちろん無制限で入るけどね(っていうかそういう保険はもともと最初から付いていることが多いけど)
では、今回何故フルオプションの保険に入っていたかというと、たまたま偶然だった(笑)
というのも、オーストラリアのレンタカーは安いものは1日2,500円ぐらいでレンタルできたりもするんだけど、大抵安い車には1日100Kmまでしか走れなくてオーバーした場合は1Kmあたり0.33ドルあたりのオーバーフィーを払わないといけないという条件になっている。
サリー達は今回カカドゥ国立公園まで片道少なく見積もっても300Km、往復で最終的には700Km程走ることが分かっていたので、1日に100Kmしか走れないとなると200豪ドル程もオーバーフィーを払わないといけなくなることが分かっていたので、基本料金が多少高くても走行距離無制限の車の中で安いものを探した結果、たまたま運良く保険などが全てカバーされていたのである。
ちなみに借りたのはHISレンタカーで、オーストラリアの前に行ったアメリカでもここでレンタカーした。大抵追加運転手なども付いていて、全てコミコミの割には安いので今後もここを使いたいと思っている。
今回の運転での合掌の数
さてさて、またまた話は変わって、今度はちょっと暗い話・・・。今回キャンピングカーやらその後のレンタカーやらでなんだかんだ3,000Kmオーバーを運転したサリー達。カンガルーは轢かなかったが、それでも何匹か動物を殺しました。ごめんなさい。全て鳥で、鳥が自ら車に向かってくるのでよけようが無かったのだ。
記憶にあるだけで、サリーは3匹、相方は1匹の鳥を殺した(・・・というか運転中に車に体当たりしてきた)。人間の娯楽の為に犠牲になった鳥達へ。本当にごめんなさい😭
ディンゴについて
サリーはこのブログの中でディンゴについて書いたんだけど、あの話、オージージョークでは無かったの...
その話を聞いた後確か長距離バスで停まった時のガソリンスタンドのテレビで、1歳の男の子がディンゴに襲われたというニュースをやっていた...
そして、オーストラリア帰国後にはなんとYahooニュースで、遅ればせながら同じニュースが掲載されていた。
「オーストラリアでキャンピングカーに泊まっていた親子が、子供の泣き声が段々遠ざかるので目を覚ますと、子供がディンゴに引きづられてキャンピングカーの外に連れ出されてしまったというニュースを見た。
あの時、ディンゴに遭遇しなくて本当に良かった(でも長距離バスの中でディンゴの群れを見た)。
Yahooニュースは既に期限切れだったけど、ここに詳細が載ってるよ。⬇︎見たい人はタイトルをクリックしてね。
カカドゥ国立公園の入場料について
また話は変わって、今度はカカドゥ国立公園の入場料についてだよ。
カカドゥ国立公園に行った日、あまりにハプニングが多くて書いて無かったが、実はカカドゥ国立公園に入るには入場料がいる。1人25豪ドル払うと14日間入場が可能になる。
サリーは急遽カカドゥ国立公園に行くのを決めたこともあり、入場料について調査不足で知らなかったし、そもそも入場料が必要ならアメリカのグランドキャニオンやデスバレーのように(デスバレーは小屋があるだけで、暑すぎて係の人はいないけど)、入場料は100%徴収される仕組みでカバーしていると思っていた。ウルルもそうだったしね。
だけど、実際には違った。ガンロムの滝にさしかかる頃、道路を走っていたら「カカドゥ国立公園の入場料をインターネットで払うように」という看板が何回か登場した。でもね、入場料をインターネットで払おうにも、サリーはオーストラリアで使えるSIMを持って行ったけど、この付近は圏外で全くインターネットが使えなかった。むしろカカドゥ国立公園一体を抜けるまでずっと圏外だった。
更にその後はガス欠のドタバタなどもあり、結局カカドゥ国立公園の入場料を払わないまま旅を終えてしまった・・・。
カカドゥ国立公園のいくつかの場所では窓口で支払いをすることもできるみたいだけど、何しろ四国ほども広いので、自分が行きたい場所に窓口があるかは分からない・・・。なのでこれからカカドゥ国立公園に行く人は、事前にインターネット環境が使える場所で入場料を払っておくことをおすすめするよ。
あわやガス欠事件について
雑記もこれが最後。サリー達は今回最後の最後でふみとどまって何とかガス欠にならなかったけど、実はオーストラリアではガス欠事件が非常に多いらしい。
そりゃ、そうだろう。オーストラリアに住んでる人以外の常識では200Kmもガソリンスタンドが無いなんて思わないからだ。
実際に、オーストラリアでガス欠になった人のブログもたくさんあるし、オーストラリア人でもガス欠になって、ガソリンを求めて酷暑の中を歩いた結果、熱中症や脱水症状で亡くなっている人が何人もいることを帰ってから知った。
自分の世界の常識が別の国では常識ではないことを知ったサリー。今回はたまたま運に救われたけど、もしかして一歩間違っていたら・・・と思うと今でも恐怖だ。
オーストラリアの人達は大抵は車に携行缶を積んでいて予備のガソリンを持っているようだがレンタカーでもそんなものは付いていない。
なので、これからオーストラリアをレンタカーで旅行する方は、多少値段が高くても「ガソリンが半分になったら入れる」ということを心がけた方が良いと思う。サリー達はキャンピングカーの時は「ガソリンが3/1になったら入れる」とたまたま決めていたので困ることは無かったが、こういうハプニングがあるとその旅の良さも、例えばサリーなら「ウルル登山できた喜びやカカドゥ国立公園の感動」よりも、パンクやガス欠の思い出が勝ってしまうのだ。
少しでもサリー達と同じ経験をする人が減るように、書かせてもらったよ。
さてさて、言いたいことはほぼ書いた気がするので、今日で本当にオーストラリア旅行の旅ブログは終了だよ。実はその翌月にベトナムのダナンを旅行したんだけど、旅ブログを書くには結構エネルギーがいるので、また気が向いたら書くね。
でもしばらくはタイ情報かな(笑)
それでは、皆さん、またね~😆
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