こんばんは、サリーだよ🙂
オーストラリア旅行のブログもいよいよ7日目。この日今までの旅行史上最大のピンチに遭遇するとは・・・。
尚、7日目は色々なトラブルに見舞われて超長い1日となるので、前編と後編に分けて書くね😔
オーストラリア旅行7日目前半。2019年4月20日(土)
起床・レンタカー手続き
この日は観光できる最終日。サリー達はダーウィン空港のレンタカーオフィスで7時にレンタカーを予約していたので、それに合わせて6時に起床した。朝食は相変わらず食べてない。
ホテルから空港までは歩いて10分ぐらいだけど無料のシャトルバスが出ているので、「使えるものは使わにゃ損、損」と言わんばかりにシャトルバスに乗り込み6:30頃にはダーウィン空港に到着した。
そしてHeartsのオフィスでレンタカーの鍵をゲットした。ダーウィン国際空港のレンタカーオフィスがどこも深夜1:30に閉まると書いてあったので返却時間は深夜1:15にした。
レンタカーの料金は、ガソリン満タン返し、保険などは全て込み、走行距離無制限で8,400円だった。
目的地は?
レンタカーを借りて向かう先は世界遺産にも指定されているカカドゥ国立公園。なんと広さが四国と同じくらいあるめちゃくちゃ大きい公園だよ。
カカドゥ国立公園には見所がいくつかあるんだけど、広すぎるので見たい場所を絞る必要がある。更に季節によっては道路がクローズされていて行けない場所や、4WDの車でしか行けない場所もあるから、あらかじめ調べておく必要があるよ。
カカドゥ国立公園目指して移動
サリー達が最初に目指したのは「ガンロムの滝」。ダーウィン国際空港から330Kmぐらい離れてるよ。
レンタカーにナビが付いていたのでガンロムの滝まで設定した。今までだったら300Km=3時間ぐらいで計算されていたのに、レンタカーに付いていたナビを設定したら6時間ぐらいかかると表示されて、焦る・・・。
というのも、サリー達はこの日の夕方にイエローウォーターという場所で16:30からクルーズを予約していて、それに間に合わせる必要があったからだ。
時速110Kmぐらいで走ってるのに、到着予想時刻は10分も縮まらない・・・。キャンピングカーで移動している時は燃費が悪いので制限速度が130Kmの道でも燃費を少しでも良くする為に110Kmぐらいにスピードをおさえて走ってた。でも、今回レンタルした車はヒュンダイのハッチバックでそこまで燃費が悪い車では無い。なので、「燃費は気にせずガンガン行こう」と言いながら130Kmまでスピードアップして目的地を目指した。後にこの言葉に後悔することになるなんて思いもしなかった・・・。
昼食を調達
サリーがオーストラリアを旅してきた経験上、何となくカカドゥ国立公園に着いてもレストランとかは無いような気がした。なので、キャンピングカーの時にも立ち寄った同じ「coles(Coolalinga店)」でお昼ご飯を調達することにした。
昼食に選んだのはチキンと4個入りのクロワッサン。チキンは1羽が10豪ドル、ハーフが5豪ドルとお値打ちだった。サリー達はハーフサイズが欲しかったけど置いてなかったので、店員さんを呼び出して切ってもらった。
カカドゥ国立公園を目指す
ダーウィン国際空港からカカドゥ国立公園までの距離は約330Kmなんだけど、300Km走った時点でも到着予想時刻はほとんど変わっていなかった・・・。残り30Kmしか無いのにあと2時間もかかるという表示だ。
30Km走るのに2時間かかるっていう事は、時速15Kmで走るということ。さすがにそれはありえないと思っていたが、15Km程走ったところで曲がり道がやってきた。曲がり道を曲がると、アスファルトの道では無くなった。
そこまでの道のりを300Km運転してきたサリーだったが、相方の方が運転が上手い😄未舗装の道路でタイヤがパンクしたら嫌なので、運転を相方に交代して残り15Kmの道のりを進むことにした。道路はこんな感じで砂埃がすごい道だった。
そしてこの15Kmの道をナビは1時間半ぐらいかけて進む計算となっていたが、実際には時速30~40Kmぐらいで走行していたから、到着予想時刻がどんどん縮まり、当初12時半頃だった到着予想時刻を大きく覆して、10:30頃にガンロムの滝の駐車場に到着した。
駐車場でサリーの隣に停まっていた車はオーストラリアの赤土で汚くなっていた。⬆Kakadu Missionと書かれた車。つまりカカドゥでの任務。何か響きがかっこいい。しかも外国人が書く英語は何でこう適当な感じなのにかっこよく見えるんだろう・・・。日本人が同じように窓ガラスに英語を書いてもこういう風にはならない気がする。
ランチタイム
朝食を食べてないサリー達は、思った以上に早く着いたこともあり、まずは昼食を食べることにした。
そうそう、サリーの予想通りここには飲み物を買えるお店すら無く、お昼ご飯を事前に買っておいて正解だった💯
こんなにも広々とした木陰で、ベンチと椅子はかなり広い間隔で置いてあるので、心地良い。
チキンとクロワッサン、パワーエイドというパワーが出そうなドリンクでランチした。アリススプリングスやウルル近辺ではハエがすごかったが、オーストラリア全土でハエがすごいわけでは無いようで、ここではハエが全然来なかったので落ち着いてゆっくり食べることができた。
ちなみにここの場所でもバーべキューが無料でできる。アリススプリングスの設備と比べるとこっちの方が少しショボイ・・・感じがするがレンガ造りでお洒落だ。
⬇ここにいたアリ達は大きくて、色が黄色のようなオレンジのような色だった。赤土だからかな!?
ガンロムの滝
昼食を終えたサリー達はガンロムの滝へと向かった。駐車場から歩いて5分ぐらい歩けばもう滝だ。
カメラのレンズが指紋で汚れてたからか写真が何かくもった感じになってるけど、滝はこんな感じでいかにも滝って感じの綺麗な滝だった⭐
滝つぼの下では泳いでいる人もいた。こういう時日本と違って良いなぁと思うのは、人がゴミゴミしていないこと。日本はこういう素敵な観光地には必ず人がうじゃうじゃいるよね・・・。
サリー達も水遊びするつもりで水着を持って来たんだけど、泳ぐのはここじゃなくて、この滝の上😄この「ガンロムの滝」のすごい所は、滝の上と下で遊べるところ😍
上に行く道は1つしか無いから迷うことなく行くことができるが、途中岩をよじ登ったりと少し大変な箇所もある。30分ぐらいで上まで行けるよ😉ウルル登山に比べたら楽勝✌
そして、滝の上に到着‼
⬇上から撮った景色
滝の上も人はそこまで多くなくて、何とものどかな良い雰囲気💕
そして、そして、特筆すべきがこれ‼
スマートフォンを防水ケースに入れて撮ったので、色味が悪いのはご愛嬌(笑)そう、自然のインフィニティプールなのだ😄
念の為、インフィニティプールってのが何なのか分からない人の為に説明しておくと、プールの端っこに壁とか無くて水平線に景色が溶け込むようにデザインされたプールもこと。最近流行っている。
有名なのは、シンガーポールのマリーナベイサンズホテルにあるやつだよ。
全体像はこんな感じ😀
一応サリーは旅の裏側も語ることをポリシーにしているので言っておくと、ここ、すっっっっごく最高なんだけど、結構深くて足が付かない所が多数あるのね。あとは岩とかもあるから怪我しないように足に気を使って泳ぎまくってたら、何度も足がつって痛かったよ(笑)
ちなみに、このインフィニティ(無限)の先はどうなってるかというと、こんな感じになってるよ。この水が下に落ちて、ガンロムの滝壺へと流れていくんだよ。
トラブル発生
さてさて、ガンロムの滝で水遊びを1時間程楽しんだサリー達。
次の目的地の「イエローウォーター」までは距離としては130Km離れてるんだけど、ナビをひくと3時間ぐらいかかると表示される(事前に調べたGoogle Mapでも同様)。ここに来る時と同じで最後の最後で時間が早まるとは思うんだけど、16:30からのクルーズのチケットはオーストラリアに行く前に購入済み。船はサリー達を待ってはくれないので、絶対に遅刻厳禁⛔
なので、サリー達は13:00頃にガンロムの滝を出発した。
ガンロムの滝からアスファルトで舗装された道路に出るまでの15Kmぐらいは、ガタガタの道を進むことになる(一応この道は4WD車のみの制限はされていないが、実際にはほとんどの車は4WDだった)。
途中はこんな感じの細い道を通ったりして、ディズニーのジャングルクルーズ気分❤
わいわい、キャーキャー楽しんでた😍
そして、ここ‼ここも何か普段は通らないアクティブな道でテンション上がるでしょ⤴⤴⤴
ところが、事件は突然にやってきた💀
この水の中を通り過ぎて少し走ったところで、相方が「あれっ」と言った。
なんと、インジケーターが点灯したのだ。
みんな、これ何のインジケーターか分かる❓日本にいるとこんなインジケーターなかなか点灯しないから、分からないよね⁉サリーは割と車には詳しい方だけど、分からなかったよ(笑)
でもね、サリーの相方は車のプロッフェショナルなのだ😏だから、このインジケーターは「タイヤの空気圧に問題がある」んだってすぐに分かったらしい。
「エッ、タイヤの空気圧に問題がある💀💀💀⁉」
そこで、メーターの表示を切り替えてみるとタイヤの空気圧が左後ろだけ少し少なくなっていた・・・。
もしかしてパンクした⁉
でも、しばらくゆっくり走って空気圧の様子を見ることにした。幸いにも空気圧が減るスピードは遅いものの、タイヤの空気はどんどん減ってってる・・・。
でも、ここは車が通る度に前が見えなくなる程の砂埃が舞う赤土の未舗装路・・・できればアスファルトの道まであと10Kmぐらい走りたかった。
でもね・・・あとアスファルトの道まで7Kmって時に、タイヤの空気圧が遂に半分になった。
さすがに交換しないとマズイという気配が漂ってきた。一度車から降りてタイヤの様子を見てみることにした。
タイヤは見た目には変化は無い・・・。汚いだけだ(笑)
「インジケーターが壊れてるんじゃないの!?」とまだノー天気なサリー。でもよくよく音を聞いてみると「シューッ」とかすかに空気が漏れる音がする・・・。やっぱりパンクしてそう😱
メーターを見てみると、もう左下のタイヤの空気圧は半分を切っていた。
サリー達は覚悟を決めた。
「もうここでタイヤを替えよう」
タイヤ交換
さて、今の日本の法律では替タイヤじゃなくてパンク修理キットを載せるだけでもOKとなっている。考えられる選択肢は、
・パンク修理キットで直す
・テンパータイヤ(一時的に使う為のスペアタイヤの正式名称)に交換する
最近はコスト削減や、タイヤの重量による燃費悪化の影響を気にしてパンク修理キットしか入っていない車も多い(特に安い車は)。
サリー達はドキドキしながらトランクを開けた。
・・・。
「ヤッホーイ🎵」
サリー達の予想に反して、入っていたのはテンパータイヤではなくて、ちゃんとした普通のタイヤだった。これはタイヤがパンクしたという最悪の事態の中で考えられる1番良いものだった。
ということで、タイヤの交換を始める。⬆パンクしたタイヤ。これだけ汚れてたら、レンタカー会社のスタッフも「運が悪かったのね。しょうがないよね」とは言ってくれないよね😫
さてさて、ここでサリーのけちけちぶりが役に立つことになる。
実はウルルを登った時に使った軍手を、けちけちサリーは旅の終わりに捨てようと持っていたのだ。ラッキー⭐
ということで、タイヤを交換する。
⬇
う~ん、タイヤワックスもしっかりきいたピカピカのタイヤだ❤
それにしても、相方のタイヤ交換の早いこと、早いこと。ほんの10分程でひょいひょいとタイヤを交換してくれた。サリーはただ写真を撮影する係(笑)何の役にも立ってないどころか、「車が来たから砂埃に注意⚠」と注意しようも無い情報を伝えてストレスを与えるだけだった🤪
トルクレンチが無いけど、まぁ何となくの勘でボルトも締めた。本当はタイヤに空気を入れたかったんだけど、130Km先のイエローウォーターまで行かないとガソリンスタンドは無いとナビが教えてくれた😒
念の為伝えておくと、タイヤの空気圧のインジケーターは1度点灯すると、ディーラーでダイアグからリセットしてもらわないと初期状態に戻らないから(メーカーにもよる)、交換したタイヤの空気圧は分からないのだった。
ともあれ、無事にタイヤも交換が完了して、サリー達は次の目的地に向かうのであった🙂
まさか、この先にこれ以上のハプニングが待ち構えているとも知らずに・・・(笑)
長くなったので、続きはまた明日😃
それでは、また😚