こんにちは、サリーだよ🙂
前回よろず屋について紹介した時に、ピンク色の卵の写真を見つけたので、今日は久しぶりに常識シリーズだよ。
今までに紹介した記事
今までに紹介した記事はこちら。
●日本の常識はタイの非常識!?大きいのが得だと思ってると損する!?
●日本の常識はタイの非常識!?2つのプロモーションが同時進行中!?
これまでは、日本の常識はタイの非常識シリーズについて紹介したきたけど、今日はタイでは常識だけど日本では決して常識じゃないピンク色の卵について紹介するね😁
パンダのしっぽ
本題に入る前に、少しだけ別のネタを(笑)
突然だけど、みんな「パンダのしっぽ」って何色か知ってる?
黒に決まってんじゃん。常識だろ。
たれパンダのしっぱは黒だから黒でしょ。
白な気がするなぁ…。
こんな感じで、パンダのしっぽの色っていうのは、黒か白か、あるいは泥で汚れているから茶色かってことになるよね。
ちなみにパンダのしっぽの色は白色が正解。
だけど、たれパンダを代表するパンダのキャラは割としっぽが黒色で書かれることが多いので黒だと思っている人も多い。
卵の色
じゃあ卵の殻の色は何色って聞かれたら?
白か茶色に決まってんじゃん。
そう、白色か茶色って答えるよね。
でもね、タイでは違うんだよ。
これを見て。
この写真は前回紹介したよろず屋で撮った写真なんだけど、白や茶色に混ざってピンク色の卵があるのが分かるかな?
これね、タイでは当たり前の光景だよ。
ちなみにピンク色はペンキで塗った訳じゃないからね。
どこのスーパーでもこんな感じでピンク色の卵は普通に売られているよ。
ピンク色の卵の正体
ピンク色の卵の正体はと言うと…。
正体はピータン。
タイ語では「カイ イアオ マー」だけど、タイ人風に発音するなら「カイヨマー」とか「カイオマー」かな。
で、なぜピンク色なのかと言うと、ピータンを作る時に卵を塩、石灰、炭酸ナトリウム、水などのアルカリ性の液に10日~15日ぐらい漬け込むんだけど、この時に使っている石灰の色が赤色なので漬け込んでる間に卵に石灰の色がうつってピンク色になるんだよ~😌
ちなみにピータンは、殻をむくと中は白身の部分が透き通った黒色のような茶色のような感じで、黄身の部分はグレーみたいな色だよ。
これは、アルカリ性の液が中に浸透して卵のタンパク質が変性するからだよ🙂
日本ではなかなか手に入らないピータンだけど、タイでは屋台などそこら中で使われているし、スーパーでも普通に売られているので、タイでは当たり前のように目にするよ。
こぼれ話
さっき、ピンク色になるのはピータンを作る過程で使う石灰の色が赤色で、その色が卵の殻にうつるっていう事を書いたんだけど、石灰と言えば、今は懐かしい(笑)運動会の時に線を引く時に使われるアレ。
白色が主流だけど、ピンク色や緑色なんてのもある。
ピータンと普通の卵とを見分ける為に、ピータンを作る時には白色じゃなくて色が付いている石灰を使うというのは合理的で良いと思う。
でね、そんなピータンなんだけど、最近はピンク色以外に緑色の卵なんかもあるよ~。
これも単純にピータンを作る時に緑色の石灰を使ったというのが理由だよ。
日本でも一時期「透明の紅茶」とかが流行っていたみたいに、タイでもピンク色ばっかりだと飽きが生まれるから、新色が登場しているというわけ(笑)
とは言え、このようにスーパーに並んだピータンを見ると、ピンク色が主流で緑色はまだ珍しい部類だけど、そのうち青色とか黄色なんかも売られるかもね😆
・・・と思っていたら・・・
既にカラフルな卵が売られていた🤪
これらも、もちろんピータンだよ。
まとめ
所変われば文化も変わるということで、今日はタイに住んでいると当たり前なピンク色の卵について書いたよ~。
サリーが1週間に1回は通っている行きつけのタイ料理屋では、ピータン入りガパオが食べれるんだけど、タイのピータンは中国で食べるピータンよりも独特の匂いが少なくて、サリー的には食べやすいから好き😍
何でも挑戦してみるのは良いことだから、是非みんなもピータンを食べてみてね☺