おはよう、サリーだよ☀
今日は主婦必見の記事を書く予定だったんだけど、時事ネタ優先ということで、昨日タイで起こっていた出来事について紹介するね🙂
爆竹の音で目が覚める
ババババババババババン✴
2020年1月24日金曜日の朝6時、サリーは爆発音で目が覚めた。
チッ、今日は春節か。朝早くから起されたぜ。
…と朝は機嫌が悪いサリー。
今でこそ春節=爆竹という方程式がサリーの脳内に出来上がっているけど、サリーがタイに住み始めて初めて春節を迎えた時はタイに来てまだ2ヶ月。春節に爆竹をやるなんて知らないし、タイの情勢もイマイチ掴めていないから、昼間に部屋から爆竹の音が聞こえた時は、
ヤバイ、外で銃撃戦が始まった。
…と本気でビビってたよ(笑)
ただ、その銃撃戦の音がやんだ後に「ヒャッホー」とか「フ~」という謎の雄叫びも聞こえてきたので、
銃撃戦で殺したい相手が死んだのかな。それとも薬中が大暴れしてるのか!?
…と想像力は人一倍のサリーが色々なことを想像していたよ。
でもタイで迎える春節もこれで4回目。さすがに今は銃撃戦とは思わないよ😏
春節グッズ
春節というのは中国・中華圏における旧暦の正月のこと。今年は2020年1月24日(金)~1月30日(木)までだよ。
日本では春節=中国人旅行客がいっぱい来るって感じだと思うけど、タイは華人(移住先の国籍を取得した中華系住民)が多い国ランキングで2位に入る程中華系の人が多い国なので、春節は重要な位置付けになっていて、スーパーなどでも春節グッズがたくさん売られるよ。
春節になると特設コーナーで爆竹や、紙でできたゴールドバー、服などが売られる。
グッズに加えて春節特有のお供えの料理も売られている。
春節の儀式
さて、春節では会社でも儀式が行われるよ。
相方が春節の儀式に参加したので、どんな事をしたのか写真を交えて紹介するね😃
儀式に参加したのは、選ばれし30人ぐらい。
会社の敷地に祠(ほこら)があるので、まずは靴を脱ぎ、火の付いた線香を9本(18本の人もいる)持って、お祈りをした後に祠の前に供えてある色々な食べ物や飲み物に線香を刺す。
ちなみに日本だと「ラッキー7🎰」と言った感じで「7」が良い数字とされているけど、タイだと「9」が1番良い数字とされていて、9がたくさんある携帯電話番号やナンバープレートは高く取引されている。
祠の向かい側には春節の為に特別に用意したレッドカーペットとお供え物の机がある。
火の付いた9本の線香を持って、靴を脱いでレッドカーペットの上を歩いて、お供え物の前まで移動する。ちなみにオレンジ色の座布団は誰も使わなかったとのこと。
お供え物にはそれぞれ意味があるらしく、みかんはお金を意味するとの事。パイナップルや本物の豚の顔、お菓子など色々なお供え物があるので、お祈りしてから9本の線香を色々なお供え物に刺す。
更に敷地の一角には、火の付いたドラム缶が置いてある。
このドラム缶には、紙でできたゴールドバーや、服、偽物のお金などを入れる。
これらを燃やすことで、死者にゴールドや服、お金を届けることができるそう。
そして、最後にアレ。
そう、サリーが朝に起こされた爆竹が登場する。
相方の会社の場合は、旗を立てるポールに爆竹を垂らす。
そして、全員お祈りとお供えが終わったら、いよいよ爆竹にロウソクで火を付ける。
さて、映像を見てもらった方は分かると思うけど、爆竹の最後はクス玉のような物が爆発する。
で、爆発した後に出てくるのがコレ。
これはラッキーナンバーだそうで、タイ人はこのナンバーをヒントに宝くじを買ったりするそう😊
そして、この後相方は更に工場長と2人でデートに出かける💕
相方の働いている工場のある工業団地専用の祠があるそうで、そこに2人で出かけたそう。
工業団地の祠の敷地には、祠が3つある。
まずはメインの祠。
会社やコンドミニアムにあるのと同じサイズの祠。
そしてもう1個、赤色の祠。
先ほどと同じく、それぞれの祠でお祈りをして火の付いた9本の線香を供えたそう。
やっぱり爆竹もある。
そんなこんなで、タイの春節に参加したそう。
それにしても、1人9本×30人×2回=540本の線香がお供え物に刺さるって、すごい…🤪
ディナさんの春節
さて、サリーの大切なお友達、ディナさんも朝から実家で春節の儀式をしたとのことで、写真を送ってくれたので紹介するね😊
ディナさんは春節の正装をして、線香を供える。
みんなしっかりお祈りするよ。
記念撮影📸
ちなみに、こちらはサリーもお邪魔したことのあるディナさんの実家の軒先。個人宅とは思えないかなり豪華なお供え物✨
そうそう‼前にボリューム満点のアヒル肉の時に書いた仲良しのタイ人っていうのがディナさんなんだけど、その時に書いたディナさん家の2Fの写真がこちら。
ね、本当にスゴイでしょ😁写真に写っているのは部屋の半分ぐらいで、実際には倍ぐらいの広さの部屋に仏像がたくさんあったよ。
そうそう、ディナさん一家の爆竹のラッキーナンバーはこちら。
春節その他
さて、タイでは春節がいかに大事に扱われているかというのが伝わったと思うけど、他にも…
お正月に車にしめ縄をするのと同じで、タイでもこんな風に車に蘭の花を飾るよ。
家のテレビを付ければ、
サリーの家のテレビシステムは中国製なので、番組が映る前にこんな派手な表示がされる。
街を歩けば
男性陣が夜を楽しむお店でも、お姉さん方はみんな春節の服を着てる。
サリーの住んでいるコンドのスタッフもみんな春節専用の赤色の服を着ていた。
とにかく、春節を感じずにはいられないのだ。
まとめ
今日はタイの春節について、紹介したよ。
駐在員の方は会社で春節の行事に参加したりして春節を肌で感じていると思うけど、主婦にとっては家の外から突然爆竹の音が聞こえて「ビクッ」とするだけで、実際にどんな儀式が行われているのかはよく知らない人が多いんじゃないかなと思って、載せてみたよ。
最後に、ディナさん一家の素敵な写真で今日は締めくくるね😁
皆さん、良い週末&良い春節を✨