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【一時帰国】きっかけやそれに至る考えなど ~プロローグ~

投稿日:

こんにちは、サリーだよ🙂

タイから日本に入国する人は今まで3日間の強制隔離が必要だったけど、今日から緩和されて強制隔離が無くなった。めでたし、めでたし✨

ん!?めでたし!?!?いや、実はサリー、先週の月曜日に日本に一時帰国したの😅あと1週間遅く帰国してたら強制隔離は無かったのね🤨まっ、良い経験をさせてもらったので、それはそれで良しとしよう😂

さて、今日からしばらく一時帰国の準備や隔離の様子を書いていこうと思う。

今日はその前段階で、一時帰国前からバタバタしていたという記事だよ。

そうだ、一時帰国しよう

新型コロナ前のサリーと言えば、何度も書いているけど1ヶ月に1回は日本に帰るぐらい日本とタイを頻繁に行き来していた。

なのに、2020年2月に日本からタイに入国して以来、突如新型コロナの話で持ちきりになり約1年半日本に帰国していない。父親の体調も心配だし元気なうちに帰国したいなぁ…とうっすら思いつつ、一時帰国するタイミングを悩んでいた。

今年中に帰るべきか、はたまた来年早々に帰ろうか。

悩んでいた所、サリーを一時帰国しようと決心させるできごとがふとわいた。

新型コロナのワクチン

新型コロナワクチンについては色々な意見があり、サリーはワクチンを打ちたくない人も、どのワクチンを打った人でもその人が決めた意見を尊重したいと思っているし、自分の考えを押し付ける気も無い。

それはその人自身が考えて決めた事だし、場合によっては仕事や時間、その時の状況でそれを選択せざるを得ないという事も往々にあることを理解している。

では、サリーの考えはどうか。

サリーは日本で認められているのと同じワクチン(ファイザー、モデルナ、40歳以上のアストラゼネカ)を打つと決めていた。そういう意味で言うと、サリーは40歳未満なのでファイザーかモデルナのどちらかを打つという選択肢になる。

できれば相方もサリーと同じワクチンを打って欲しいと願っていた。

ワークフロムホーム

話は変わって8月上旬。相方の会社では「8月初めから9月末までワークフロムホームにする」というお達しがあった。

週に何日かは会社に行き、週に何日かは自宅で仕事をするというスタイル。

そこでサリーは思った。

9月末までワークフロムホームが許されるのであれば日本でもワークフロムホームはできそうだから、そのタイミングを活かして日本に一時帰国してワクチンを打てないだろうか…。ありがたいことに、日本は海外在住の一時帰国者に空港でファイザーを接種できるように整備してくれている。

相方は40歳以上なのでアストラゼネカを打つ要件は満たしていたけど、サリーと相方の考えではファイザーを打ちたいという気持ちがあり駄目元で会社に日本に一時帰国させてもらえないかをお願いすることにした。

一時帰国を申し出る

相方は勇気を出して工場長に相談してみた。

すると、工場長はとっても良い方で相方の考えを理解して下さり、工場長経由で本社の人事部に話をして下さることになった。

そして、人事部の回答は「副社長が承認を出せばOK」というものだった。

会社の承認システムに登録する際にもう1人偉い方を挟む必要があり、その偉い方から工場長の元に電話があった。

相方君が日本でワクチンを打ちたいと聞いたよ。アストラゼネカなら打てるみたいだけど駄目なのか?

血栓の心配もあるのでファイザーを打ちたいみたいです。

その後、どうなったか…。

分かった。ファイザーがどこかで打てないか探してみる。

相方は現地採用。タイ資本の会社なので日本に本社を置く駐在員とは扱いが当然異なる。

でもそんな中で、やみくもに「そんなワガママは許さない。ワクチンを打てるだけでありがたいと思え」と言わず、ファイザーが打てないか探してくれるという理解を示してもらえただけでもありがたいことだと思っている(もちろん裏ではあきれられているかもしれない事も理解はしている)。

突然状況が変わる

上記の話をして1週間ぐらい経ち会社からは特に音沙汰は無かったのだが、突然転機が訪れた。相方が外国人のファイザー接種条件を満たすことになったのだった。

サリーは早速相方がファイザー接種できるように登録した。

直前まで分からないのがタイ

実は8月の上旬にバンコクにあるMedpark病院で日本人がファイザーを打てるという情報が回り、登録した。

8/10にワクチンを打つ予約をしたけど8/7の夜に「60歳以上か基礎疾患がある人しかファイザーを打てないことになりました。条件を満たさない人にはアストラゼネカを打ちますよ」というメールが来てがっかりした。ただ、この対応自体は高齢の方や基礎疾患の方がファイザーを打てるのが良いと思っているので、正しい対応だと思っている。

…そんなこんなで、タイは打つ直前まで何があるか分からない。

なんなら打つその瞬間もそれが本当にファイザーなのか、間違えて別のワクチンになってはいないのかをダブルチェックする必要があると思っている。

相方がファイザーを打つ

ドキドキしながら予約日を待っていると、前日にメールで連絡が来た。


あなたのコロナワクチン接種の準備が整いました。

つきましては下記の通りご来院をお願いします。


遂にワクチンが本当に打てそう!!

となり、実際に次の日にファイザーワクチンを接種することができた。

一時帰国の決心がつく

相方はタイで仕事をしているので、タイでファイザーを打てたことはありがたいこと。一方のサリーは自由がきくものの、この時点では40歳未満の外国人にファイザーが回ってくる兆しは無かった。

ありがたいことにサミティヴェート病院で11月上旬に打てる予定のモデルナを予約したお友達が日本に一時帰国してワクチンを打つことになったので譲ってくれるという話をしてくれたりもしたけど、近々1度日本に帰りたいと思っていたサリーは相方のワクチン接種をきっかけに日本に一時帰国しようという決心がついた。

一時帰国自体はお金と時間さえ確保できれば全然難しいことではない。

特に日本に入国する場合は航空券を買ってPCR検査を受ければ簡単に帰国できる。

最大の懸念は日本とタイで必要な14泊15日間の隔離とそれにかかる費用ぐらい。相方がこれをしようと思うと仕事もあって大変だけど、サリー1人だけで大丈夫になったので、色々考えた結果多少勢いが無いと日本帰国はまだまだ1年ぐらい簡単にダラダラ延びそうだったので、ついに帰国する決意をしたのだった。

まとめ

今日は日本に一時帰国するまでに起こった色々な出来事をまとめたよ。

日本人が日本でワクチンを打つのとは違い、外国人がタイでワクチンを打とうと思うと色々な条件や制限があってなかなか簡単な事では無い。だけど、そんな中でタイ政府は貴重なファイザーを外国人にも無料で接種できるようにしてくれており、とてもありがたい事だと思う。

さて、帰国する決意を固めたもののサリーは帰国前に片付けないといけない問題を抱えていた…。

次回はその問題について書く予定だよ。

それでは、またね😉

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