こんにちは、サリーだよ🙂
前回、遂にブログで美声を披露したサリー(笑)
今日はコロナ禍の悲劇の後編だよ~。それでは早速どうぞ😉
タイ・エアアジアXの航空券
前回の記事ではコロナ禍の影響でその時持っていた13件の航空券が全て欠航になってしまい、その中でも最も金額が高額だったエミレーツ航空の航空券代金返金までのやり取りについて書いた。
今回は、航空会社から直に購入したタイ・エアアジアXの航空券の返金に関するやり取りについてまとめるね。
タイ・エアアジアX
エアアジアという航空会社には複数の関連会社や子会社が存在する。
・タイ・エアアジアX
・エアアジアX(マレーシアの航空会社)
・インドネシア・エアアジア
・フィリピン・エアアジア
というような感じだ(上記は一例)
いずれの会社もLCCと呼ばれる料金が格安というのが売りの航空会社なので、機内食や座席選択などは別料金となる。
タイ・エアアジアXの予約
何度も書いているけど、コロナ前のサリーは1ヶ月に1回はバンコクと名古屋を往復していた。
なので、バンコク⇔名古屋間の航空券を複数持っていた。
下表のように、相方の航空券も含めると13件のうち5件はタイ・エアアジアXの航空券だった。
出発日 | 経路 | 購入元 | 金額 |
3/5(木) サリー |
タイ→名古屋 | Trip.com | 13,175円 |
3/7(土) 相方 |
タイ→名古屋 | Trip.com | 13,473円 |
3/17(火) サリー |
名古屋→タイ | タイ・エアアジアX | 15,250円 |
4/9(木) ⇔4/17(金) サリー |
バンコク⇔ホノルル | Trip.com | 77,710円 |
6/10(水) サリー |
タイ→名古屋 | タイ・エアアジアX | 9,100円 |
5件の航空券のうち3件はTrip.comという旅行代理店から購入したもの。そしてTrip.comで購入した航空券はいずれも半年以内ぐらいに返金処理が完了していた。
問題はタイ・エアアジアXから直接購入した航空券。
今日はこの航空券のやり取りについて書こうと思う。
やり取りはチャットのみ
エアアジア関連の航空会社は先ほども述べたが安さが売りの航空会社なので、電話での連絡手段は無い。
正確に言うと一応電話番号は存在しており、そこに電話をすれば繋がるけどこんな感じだ。電話が繋がると録音された声で
後程かけ直します。お客様のお名前、予約番号、電話番号、用件をお話ください。ピー
と言った具合。そしてピーという音声の後に必要な情報を話すものの、その後来るのは下記のようなメールだ。

結局返ってくる回答は『弊社ライブチャットをご利用ください』というものなので、実質的に存在するのはチャットでのやり取りのみとなる。
オペレーターに繋げるのは大変
さて、このチャットに接続すると最初はAIとのやり取りとなる。そして、必要な場合のみオペレーターに繋がる仕組みになっている。
なるべくオペレーターに繋げないような仕組みになっているので、オペレーターに繋げるまでが最初の関門となる。幸いにもサリーはこの手順を踏めば確実にオペレーターに繋がるという手順を見つけたので、その方法を見つけてからはそんなに大変でも無かったが、一生オペレーターにたどりつかない人もかなりの数いると思う(たどりつかないので、諦める人がかなりいそう…)。
オペレーターに繋がっても大変
オペレータに繋げるまでも大変なんだけど(大変さについては2020年3月19日に書いたこちらの記事で紹介済み)、オペレーターに繋がったからと言って安心してはいけない。
例えばこのやり取りを見て頂きたい。

日本語で接続するも、
欠航により不便をお掛けし本当に申し訳ありません。
ここまでは問題ない。問題はこの先だ。
両方の予約はすべて払い戻し手伝ってくれる?
という日本語として成り立っていないやり取りとなり、当然ながらこの後のやり取りを継続してみるも日本語が通じないので上手くいかない。
まぁでも上手くいかない場合は一旦終了して、別の人とやり取りをすれば良いし、日本語が駄目なら英語でやり取りするという手段もある。
返金依頼はしたけど…
さて、なんだかんだでタイ・エアアジアXで予約した航空券の返金(トリップバウチャーではなく、現金での返金)をお願いしたのが2020年3月23日。2件の予約のうち1件は欠航が決まっていたので全額返金の処理をしてもらえることになった。

やり取りをしてから3ヶ月程経過しても何も進展が無いので、2020年7月29日にフォローの連絡をしてみる。その際のやり取りが下記。

この時点では往路の飛行機は欠航となっていたので全額返金してもらえることになった。払い戻しには受付日から7ヶ月以上かかるとの事だったが、待てば返金してくれるなら良いと思いOKを出した。
この時点では復路の飛行機はまだ飛行予定だった(後に欠航となる)。但し、片方が欠航になったことで実質的に使えないので影響を受けたチケットということで、クレジットアカウント(購入した金額と同じ金額のポイントを付与してもらえる)で支給してくれると言われたが、時代の流れ的に多分欠航になるだろうからクレジットアカウントではなく現金で返金して欲しいと思い、この時点では何もしてもらわない流れになった。
補足
この頃、世間は新型コロナ一色だったので航空会社も時期によって対応が違っていた。
まだ欠航になっていないと記載したQ4B82Kの予約は当初は3月17日に名古屋→バンコクに移動する航空券だった。

しかしコロナで欠航になり、このタイミングでは返金対応というのは受け付けておらず6月30日までの便に変更する対応しかできなかった。
なので、6月18日の便に変更した。

その後、タイ・エアアジアXは6月末まで全便欠航とした為、更に10月30日までの航空券に変更するように連絡が来たので、10月5日の便に変更した。

でもこの時点でも飛行機は飛ぶ気配が無く、案の定2020年9月24日に欠航のメールがとんできた。

そして遂にこのタイミングで、対応は便の変更ではなく返金をしてもらえる流れとなったので返金の依頼をした。
状況確認
9月24日、遂にもう1件の航空券も返金してもらえる事になったので、全額返金の依頼をすると共に7月29日に依頼した航空券の返金状況を確認してみた。するとメールでこんな回答が返ってきた。

振り出しに戻る
さて、その後しばらくは放置するのが吉だろうと思って放置をしていたら、返金リクエストをしてから約7ヶ月後の2021年5月6に返金の準備が整ったので、返金する為の口座番号情報を教えてくれとのメールが届いたので同日中に必要な情報を返信した。

すると2021年6月16日に下記のようなメールが届いた。

いよいよ返金されるぞ~!!!
更にその後、2021年8月3日にはもう1件の予約の返金の準備ができたとの連絡も来たので、同様に必要な情報を即日返した。

ヤッター!!!
と思っていたのもつかの間のこと。
2021年9月9日、タイ・エアアジアXから『返金が遅れてすいません。返金が終わったら連絡するね』というメールが届く。

2日後にはもう1個の予約番号についても同じ内容のメールが届く。

これはいよいよ返金が近いぞ!!
ところが2021年12月21日、前に来たのと同じ『返金する為の口座番号情報を教えてください』というメールが再度届き、この辺りから雲行きが怪しくなる。
そしてちょっと怪しいなと思ったので、問い合わせをしてみた所、2021年12月28日に下記のような連絡が来る。

クレジットアカウントを希望の場合は3つの情報を教えてください。
それに対するサリーの返信。

上記に対する返信は2022年1月3日に届いた。

更に2022年1月5日に下記のメールが届く。その内容は衝撃のものだった。

以前の払い戻しがキャンセルされたようです。お待ちください。
…。
振り出しに戻った。
フォローを続ける
ここで折れるサリーでは無い。
その後、2022年の3月1日、5月17日、6月4日、9月28日とフォローを続ける。
いつも返ってくる回答は同じで、
ただいま払い戻しの準備をしております。
というものだった。
この頃になると時間がかなり経過しているので予約番号を検索することができず、ライブチャットも使えない状態になっていた。
それでもサリーは諦めない。
アプローチを変える
サリーはふと考えた。
そろそろコロナも落ち着いて来たから、この際現金での返金じゃなくてクレジットアカウントにポイント返金でも良いかなぁ…。
いつまでも同じアプローチをしていても変化は望めないので、こちらのアプローチを変えてみることにしたのだ。
そこで、11月10日頃、下記の問い合わせをした。

すると、下記のような回答が返ってきた。

クレジットアカウントでの支給もどれぐらい期間がかかるかは分からないとのこと。
3月にタイ・エアアジアXで行きたい場所があったので、イチかバチかの賭けに出ることにした。ここまで返金がされないのであれば、多分クレジットアカウントでの返金の方が早いだろうと判断したのだ。その後も少しやり取りをし、
10月21日に『現金での返金ではなく、クレジットアカウントで返金して欲しい』とメールで伝えた。
そして、10月28日、ちょっとした裏技を使って何とかライブチャットに繋ぎ状況を確認し、要求は伝わっているかを確認した所、現金ではなくクレジットアカウントで返金して欲しいという要求は10月21日に受け付けたと回答が来た。
更にその後、11月8日にライブチャットで状況を確認した際、
タイ・エアアジアXで予約したい航空券があるので、なるべく早く処理をして欲しい。
と伝えた。
すると奇跡が起こった!!!!そのチャットが終わった直後にタイ・エアアジアXからメールが飛んできた。

なんとバウチャーコードが飛んできたのだ。
それも同じタイミングで2件のメールが飛んできて、2つの返金処理が遂に行われたのだった!!!!
我々はついに勝ち取った!!(ってか自分のお金だけどね)
まとめ
今日はコロナ禍の悲劇の後編ということで、2年半に渡るタイ・エアアジアXとの返金のやり取りについて紹介したよ。
航空会社に直接予約したから楽勝と思っていたけど、ANAやJALのような優秀な企業と違いLCCという事もあって、本当に大変だった。
ちなみに現時点で返金がされていない航空券はタイ航空とベトナム航空から直接購入した2件の航空券のみ。こちらも日々フォローはしてるよ(笑)でも少額だから最悪もう返ってこなくても良いかなと思い始めてる今日この頃。もし奇跡的に返金されたらその時は番外編として紹介するね。
タイ・エアアジアXからの返金がされず困っている方や放置している方は現金での返金ではなくてクレジットアカウントでの返金を依頼したらすぐに返金される可能性もあるので、是非試してみてね😉
コロナ禍の悲劇はこれにて終了。
それでは、またね~😉
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